よくあるご質問②
2011.11.09
Q:工場床用塗料にはどんな材料を選択したらよいのですか・・・
A:工場内で一般的に使用されているのが1液タイプのアクリル樹脂溶剤塗料です。
このタイプは安価な材料で素人でも比較的簡単に塗装できるのが特徴です。
ただ、性能面においては薄膜ということもあり耐久性が劣ります。塗替えサイクルから
いいますと、厚膜タイプのエポキシ樹脂塗料の採用をお勧めします。強靭な塗膜が得
られ剥がれにくい材料です。
Q:工場のカラープランニングとは・・・
A:工場周辺地域と従業員への色彩配慮と企業イメージの向上を目指してカラーデザイン
をすることをお勧めします。煩雑になりがちな工場内を一新し、従業員へのリフレッシュ
効果やモチベーションの向上が図られます。
よくあるご質問①
2011.11.09
Q:遮熱塗料とは・・・
A:太陽光線の赤外線を効率よく反射させることで熱伝導や対流を最小限に抑制。屋根や
外壁など被射体の発熱を抑え、エネルギー効率を飛躍的に高めます。この遮熱効果に
より、工場室内の温度上昇抑止やヒートアイランド対策など工場内外の環境保全に貢献
します。
Q:弱溶剤とは・・・
A:アタックの弱い溶剤(塗料用シンナー)があげられます。主成分はミナラルスピリット
別名ターペンとよばれるものです。逆の意味で強溶剤があります。代表的ものに
トルエン・キシレン等があげられます。この単一溶剤は環境負荷物質に該当し徐々に
代替物質に置き換わろうとしています。
Q:水性塗料は何故もっと普及しないんですか・・・
A:塗膜の性能面では2液の溶剤塗料と比較してまだ同レベルの域に達していません。
作業性の面からも特に低温領域ではまだ課題が多いです。とは言うもののこれから
先、環境負荷低減策の目玉として普及していくことでしょう。