IDENTITY 社名・ロゴマークについて

色鮮やかに、躍動する企業へ ~ロゴマークに込めた想い~

Uchigen Co.,Ltd.
色鮮やかに、躍動する企業へ
欧米諸国に追いつけ追い越せとばかりに日本全国が活気に包まれていた、大正~昭和初期。故郷を遠く離れ、大阪・東京で塗料商人として約10年間の修行を積んできた内山玄治が1938年(昭和8年)8月に創業したのが、「内山塗料店」です。1948年には、近隣の各社に先駆けて株式会社「内山玄治商店」を設立。全国、海外へと事業を展開していきました。

そして、創業60周年を迎えた平成5年(1993年)。弊社は、創業以来お客様から親しまれてきた愛称「ウチゲン」を正式に社名に掲げ、グローバル企業としてさらに飛躍するべく決意を新たにしました。その門出を記念して制作されたのが、現在に続くウチゲンのシンボルマークです。

手がけたのは、日本を代表するグラフィックデザイナー田中一光氏。古くは1964年東京オリンピックのメダルや1970年の大阪万国博覧会の日本政府館一号館の展示デザイン、新しくは西武・セゾングループや無印良品のブランドデザインなどで知られる、日本のデザイン文化をけん引してきた第一人者です。
二代目社長内山博之夫人の内山令子が美術学生であった時代に生じた縁で、お引き受けいただいたと言われています。

当時、日本全国を鮮やかに彩りたいと願った私たちの想いはグローバルに広がり、塗料の専門商社だったウチゲンはグローバル・ソリューション・プロバイダーとして事業分野を大きく拡大しています。

ウチゲンはこれからもこのシンボルマークに込められた成長への情熱、そして世界を鮮やかに彩りたいという願いを胸に、新たな時代を歩み続けます。

シンボルマークについて

内山玄治商店のシンボルマークを制作するにあたり、浜松を本社に日本各地に展開する塗料専門商社にふさわしい色彩と、ダイナミックに躍動する造型を基本コンセプトにおきました。
新社名になる株式会社ウチゲン(Uchigen)の頭文字"U"をモチーフに、またCOLORのCも合わせもつように、有機的な曲線によって構成しました。
株式会社ウチゲンは、21世紀に向かってより高く伸びその上昇線と、また、大胆な色面は、力強い存在感と、柔軟で優美な一面も合わせもつよう考慮し、またシンボルカラーは、活気に溢れる"赤"と決め、この新しいウチゲンのシンボルが、より多くの人たちから愛されることを願います。
田中一光